本日は、『ワイヤープランツ』の育て方について解説です。
ワイヤープランツは、細い針金のような茎に、1.5cmほどの丸い葉がユニークで愛らしいですね!🍀
たくさんの葉が伸びてきて、こんもりと丸くなった姿は、見ていてとても癒されます。
そんな人気絶大なワイヤープランツの育て方を以下にご紹介します。
❶ 名前の由来・品種の特徴
❷ 自生地での様子・栽培下での成長の様子
❸ 育て方のポイント
❹ 仕立て直しと増やし方
❺ 植え替え&挿し木での増やし方
可愛い♡【ワイヤープランツ】の育て方・剪定・植え替え・挿し木のポイント!
科名 | タデ科 |
---|---|
原産地 | ニュージーランド |
日当たり | 日なた・半日陰 |
冬越し温度 | 最低5℃以上 |
人気度 | |
育てやすさ | |
商品リンク |
リンク
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名前の由来・品種の特徴
針金のように細く気質科する茎に丸い小さな葉が連なって成長するため、
『ワイヤープランツ』という呼び名がついています。
観葉植物として、ガーデニングの寄せ植えとして、
様々な場面で利用されています。
自生地での様子
日当たりの良い場所を好み、地表を覆うように葉や茎を広げていきます。
栽培下での成長の様子
生育が旺盛で育てやすい品種です。
たくさんに枝分かれして四方に広がって成長し、茎が垂れ下がります。
吊り鉢や深鉢を使って、動きのあるワイヤープランツをの姿を楽しむと良いでしょう。
また、『ミニ観葉植物』としても楽しめます。
育て方のポイント
置き場所
- お日様を好むので、日当たりの良い場所に置きます。
- 戸外では、徐々に慣らしていけば、直射日光に当てても大丈夫です。
- 耐寒性があるので、霜が降りない場所では地植えも可能です。
- 直射日光の当たらない明るい窓辺などで育てると、葉がやや薄くなり、茎も細く柔らかくふんわりとしだれます。
- 直射日光下では、茎がかたく育ちます。
観葉植物☆乾燥が好き?多湿が好き?種類別の管理を知って水やりしよう!
水やり
- 春から秋は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
- 乾燥を嫌いますが、いつも土が湿った状態だと根腐れを起こすので注意が必要です。
- 特に冬は、やや控えめにして育てます。
★筆者の水やりの方法★
筆者は、「サスティー」とい水やりチャッカーを使用して、観葉植物の水管理をしています。
サスティーとは、
適切な水やりタイミングを教えてくれる水分計。 計測機器としては土壌水分計などがあるがこちらは電池を必要としなく単体で動作する。 水やりチェッカー部分の色で土壌中の水分を教えてくれる。 サイズはS,M,Lの3種類です。
サスティーを植木鉢に刺しているだけで、先っちょの色が変化して、
「今日は水やりのタイミングだよ!!』と教えてくれる優れものです!
筆者は、このサスティーをすべての植木鉢にぶっ刺して笑
植物たちの水管理をしているおかげで、今では「100% 枯れ知らず」です!
肥料
- 春に元肥として緩効性肥料を与えます。
- 春から秋は、薄い液肥を2週間に1回与えます。
やさしい解説!観葉植物の肥料|与えるタイミング・種類・おすすめの肥料
病害虫対策
- 風通しが悪いと、ハダニ、カイガラムシなどが発生します。
- ハダニは乾燥すると多く発生するので、ときどき葉水を与えて予防します。
きもい!観葉植物の害虫は早期発見と対策が重要!おもな害虫11種も解説!
肥料
- 春に 緩効性肥料を与えます。
- 旺盛に成長している株は、 春から夏に薄い液肥を与えます。
<緩効性肥料 粒状タイプ>
<錠剤タイプ>
<液体タイプ>
仕立て直しと増やし方
- 伸びすぎた茎は好みの位置で切り戻し、込み入った部分の葉茎をすいて株姿を整えます。
- 切った葉茎で挿し木をして増やすこともできます。
- 生育が盛んで、順調に育っている株は、1年で株がいっぱいになるほど大きくなります。
- 根詰まりすると水を与えても吸収できず、葉が黄色に変色してパラパラと落ちるので、植え替えが遅れないように注意しましょう。
植え替え&挿し木の仕方
- 成長が旺盛で 根詰まりしやすいので、早めに植え替えしましょう。
- 挿し芽で増やすことも可能です。
株分け&植え替える
- 長く育てていて茎が伸び、葉がまばらになって、株元も込み入ってきたら根詰まりが心配なので植え替える。
- 鉢から抜いて、根が回っていないか確認する。
- 鉢から抜いて根が回っていたら、根鉢をハサミで半分に切り分ける。
- 古い土を落とし、根を優しくほどき崩す。
- 以前と同じサイズの鉢に植え替える。
剪定する
- 伸びすぎた茎を短く(好みの位置に)切りそろえる。
- 新芽の伸長が促されて、枝分かれも増え、こんもりと茂るようになる。
- 最後にたっぷりと水を与えて、植え付けが完了。
- 新芽が伸び出すまでは、半日陰で管理する。
我が家のワイヤープランツ の様子
2021年5月
買ってきてすぐに「葉を剪定」しました。
剪定すると新芽が増えて「こんもり♡」とした株になるので、2〜3回切りました。
最初は、室内のカーテン越しに置いていたのですが、日ごとに元気がなくなり、株元も蒸れているのか、見た感じも悪くなっていたので、思い切って外に出したのです。
そうしたら!!!
お日様がガンガン当たるベランダで、日に日に元気を取り戻すこの子を見て、
「あ〜、やっぱり植物ってお日様が好きなんだな〜」って実感しました!
屋外に出しっぱなし&2カ月で、しかも2回ほど剪定してもこんなに生長してくれています。
2022年5月の様子
剪定していた我が家の子♡調子良かったのに・・・。
秋になって部屋に入れたら、徐々に調子が悪くなり、枯れそうに。。
葉数も少なくなって寂しい感じに・・・
冬の間は、いじってはダメなので、可愛いそうだけどそのまま様子見していました。。。
そして2022年4月! 待ちに待った春!
またもや 筆者お得意の「まるハゲ」にしたんです(⌒-⌒; )
そしたらやっぱり!!1ヶ月後には、
こんなにも復活してくれました!!!
すごい勢いです!!
そのうち私好みの「しだれて」くれることでしょう〜!
挿し木で増やす
- 元気そうで気質化した茎を選んで、約15cmほどに切る。
- 下1/3ほどの葉を落とし、挿し穂をつくる。
- 10本くらいの挿し穂を輪ゴムで束ねる。
- 挿し床用土に挿して植え付ける。
- 水切れをしないよう、半日陰で管理する。
- 生き生きと元気な新芽が伸長してきたら、新しい用土で植え替えても大丈夫!
まとめ
ワイヤープランツは、成長が旺盛で、育てやすい観葉植物です。
こんもりと丸い小さな葉が連なって成長する姿がとても可愛く、人気があります。
日当たりの良い場所を好み、プランターだけでなく、地植えも可能です。
水やりは、夏は土の表面が乾いたら、たっぷりと与え、冬は控えめにします。
いつも土が湿った状態だと「根腐れ」を起こすので注意が必要です。
春に緩効性肥料を与え、春から秋は、薄い液肥を2週間に1回程度与えましょう。
そして、伸びすぎた茎を切って鉢に挿す、「挿し木で増やす」ことも可能です。
1年で鉢がいっぱいになるほど生育が著しく、初心者でも育てやすい品種なので、
今年は、頑張って育ててみてはいかがでしょうか🍀