この記事は、「アロエの育て方&アロエの増やし方」の記事です。
- アロエの育て方がわからない
- アロエが大きくなったから株分けしたい
- アロエの姿、バランスが乱れたから仕立て直ししたい
こんなお悩みのある方に向けての記事となります。
では、早速本題に入ります。
【アロエの育て方&増やし方】大きく育ったら株分けしよう!
別名 | イシャイラズ |
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科名 | ユリ科 |
原産地 | 南アフリカ |
日当たり | 日なた・半日陰 |
冬越し温度 | 最低10℃以上 |
育成カレンダー
日当たり |
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水やり |
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植え替え | 4月中旬〜9月中旬 |
増やし方 | 5〜8月末:株わけ、挿し木 |
名前の由来や品種の特徴
明治から日本に入り、古くから親しまれている「多肉植物」です
アロエ・アルボレスケンスは、和名を「キダチロカイ(キダチアロエ)」といい、
愛称は、「医者いらず」と呼ばれ、
- 胃痛
- 火傷
- 湿疹など
民間薬として使用されています。
- 他にも、小型の「アロエ・コンパクタ」
- 斑入りの「バリエガタ」など
多くの品種があります。
自生地での様子
日当たりのよい、乾燥した場所に育成します
- 茎が木質化して、その多くは2mほどにもある
- キダチロカイは、4mほどにも大きくなります
栽培下での成長の様子
暖かい地域では、「地植え」にできるほど強く、生育が盛んな植物です
株元や茎の途中から「脇芽」が出て子株がどんどん増えます。
根が太く、育成も早いので、植え替えが遅れると鉢を割ってしまうこともあるほどです。
育て方のポイント
置き場所
- 室内では、 日光の当たるところに置きます
- 屋外では、斑入りの小型種など直射日光を嫌う一部の種をのぞき、 徐々に慣らしてから直射日光に当てます
- 日当たりが悪いと 「間のび」してしまいます
水やり
- 乾燥には強く、 土がやや乾いてから与えます
- 水をごく控えめにして 霜に当てなければ、 0℃近くの低温にも耐えます
筆者の水やりの方法
筆者は、「サスティー」とい水やりチャッカーを使用して、観葉植物の水管理をしています。
サスティーとは、
適切な水やりタイミングを教えてくれる水分計。 計測機器としては土壌水分計などがあるがこちらは電池を必要としなく単体で動作する。 水やりチェッカー部分の色で土壌中の水分を教えてくれる。 サイズはS,M,Lの3種類です。
サスティーを植木鉢に刺しているだけで、先っちょの色が変化して、
「今日は水やりのタイミングだよ!!』と教えてくれる優れものです!
筆者は、このサスティーをすべての植木鉢にぶっ刺して笑
植物たちの水管理をしているおかげで、今では「100% 枯れ知らず」です!
肥料
- 春に緩効性肥料を与えます
- 肥料が多いと大きく育ちすぎて、持て余したり、 「根ぐされ」の原因にもなります。
土の作り方はこちら→観葉植物|水はけの良い土配合4パターン比較&最適な鉢の種類とサイズ
<粒状タイプ>
<錠剤タイプ>
病害虫対策
アブラムシやカイガラムシの発生に気をつけます
外注対策はこちら→ きもい!観葉植物の害虫は早期発見と対策が重要!おもな害虫11種も解説!
仕立て直しと増やし方(挿し木)
下葉が落ちた株は、残った葉の10cmほど下を切り、「挿し木」で新たな株に作り直します
- 切った株は、 1週間ほど風通しの良い日陰に置き、切り口を乾かしてから土に挿します
- 挿し木:残った茎には子株ができるので、それを取って植えても増やすことができます
- 頻繁に「茎」を切ると、子株が多く出てしまい、株姿が乱れます
- ときには思い切って 「株元」まで切り戻し、株姿を整えましょう
大きく育ったら「株わけ」する
生育が旺盛で、次々と子株が増えて株姿が乱れ、鉢が株でいっぱいになったら「株わけ」しましょう!
鉢に根が回り過ぎて、「根ぐされ」を起こしてしまいます。
株分けの手順
- <株分けの手順>
- 親株を鉢から抜き、根を傷つけないように、古い土を落とす
- 両手で、株と株の「根本」をもって、慎重に株を分ける
- 手で分けられないような部分は、よく切れるハサミで切り離す
- 「古い土」と痛んでいる「根」を落とし、「枯れた部分」をハサミでカットする
- 鉢の大きさに合わせた株を用意し、鉢底に「鉢底ネットと鉢底石」を入れる
- その上に、用土を少量入れてから、鉢の「中央」に株を植え付ける
- 植え付けの完了です。新芽が伸び出すまでは、「明るい日陰」で管理します
アロエの植え替えに適した材料
- アロエは、乾燥を好むため、水はけの良い土を使うことが最も大切です
- アロエ専用の用土を使えば、水はけなどの心配も無用で安心です
<アロエの土>
<鉢底石>
鉢の底に軽石を入れることで、水はけをよくし、「根くされ」を防ぎます。
最後に
アロエは、古くから日本人に親しまれてきた 「多肉植物」です。
乾燥には強く、冬場でも霜に当てなければ 0℃近くの低温にも耐える頑丈さがあります。
別名、「医者いらず」の愛称もあり、胃痛、やけど、湿疹などにも効果があり民間薬としても利用可能です。
また、食用のアロエベラは、 便通を整えてくれる作用もあり、ヨーグルトなどに混ぜて食べることも出来ます。
ぜひ、この記事を参考にして、元気にアロエを育ててくださいね。
本日は以上となります。
最後までありがとうございました🍀