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観葉植物・育て方

【ベンジャミン】の育て方・カンタンな剪定と植え替え方法の解説!

ベンジャミン育て方

本日は、『ベンジャミン』についての解説です。

ベンジャミンは、ゴムの木の仲間で、小さな葉っぱと、いろいろな仕立て直しをして樹形を楽しむことができるのが魅力ですよね!

ベンジャミンの名で愛される 『ベンジャミン・リッチ』や、

葉がツヤツヤで、濡れたように輝いている 『テリバ』

そして、白い斑が入り爽やかな印象の 『スターライト』などが有名です。

そんなベンジャミンの育て方を以下に説明します。

この記事でわかること
  1. 名前の由来や品種の特徴
  2. 自生地での様子
  3. 栽培下での成長の様子
  4. 育て方のポイント(置き場所、水やり、肥料、病害虫対策)
  5. 仕立て直し
  6. 剪定
  7. 植え替え

 

では、早速本題に入ります。

【ベンジャミン】の育て方・カンタンな剪定と植え替え方法の解説!

別名
  • フィカス・ベンジャミナリッチ
  • シダレガジュマル
  • ベンジャミンゴムの木
科名 クワ科
原産地 東南アジア
日当たり 日なた
冬越し温度 最低5℃以上
ゴムの木の記事 ゴムの木の育て方

 

育成カレンダー

日当たり
  • 1~3 月:ガラス越し
  • 4~6月中旬:光線
  • 6月中旬~9月中旬:半日陰
  • 9月中旬~10月中旬:光線
  • 10月中旬~12月末:ガラス越し
水やり
  • 1〜3月中旬:鉢土
  • 3月中旬~10月末:表土が乾いたら
  • 11月〜12月末:鉢土
植え替え 5~8月末
挿し木 5~8月末

ゴムの木の育て方|「取り木」を攻略して昔の勇姿を取り戻そう!

 

名前の由来や品種の特徴

ベンジャミン 斑入り

ゴムの仲間のなかでは葉が小さく、光沢があります。

性質が強く、やや耐陰性も高い 「テリバ」や白い斑が大きく入っている 「スターライト」、黄斑の入る 「レジナルド」などがあります。

刈り込みに強く、若木のうちは幹が細く柔軟性があるため、

色々な形に仕立てて楽しむことができます。

寄せ植えして幹を ねじったり、丸く刈り込んだ仕立て方が人気です。

 

自生地での様子

ゴムの木 自生地

幹から多くの木根を出し、根を張って大きく成長します。

高さも 30m以上、横も数十メートルの大木になることも珍しくありません。

 

栽培下での成長の様子

日照が良いと、よく枝を増やし、たくさんの葉を付けてボリュームが増します。

幹が若く柔らかいうちは、 数本を編んでリング状に仕立てたり、

刈り込んでスタンダードな仕立てに出来ます。

 

育て方のポイント

置き場所

室内では 日当たりの良い場所に置きます。

夏に外に出す場合は、直射日光の当たらない明るめの 日陰に置きます。

 

水やり

春から秋の成長期には、表土が乾いたらたっぷりと与えます。

冬はやや乾かし気味で育てましょう。

 

★筆者の水やりの方法★

サスティー

筆者は、「サスティー」とい水やりチャッカーを使用して、観葉植物の水管理をしています。

サスティーとは、

適切な水やりタイミングを教えてくれる水分計。 計測機器としては土壌水分計などがあるがこちらは電池を必要としなく単体で動作する。 水やりチェッカー部分の色で土壌中の水分を教えてくれる。 サイズはS,M,Lの3種類です。

サスティーを植木鉢に刺しているだけで、先っちょの色が変化して、

「今日は水やりのタイミングだよ!!』と教えてくれる優れものです!

“めぐ”
“めぐ”
筆者は、このサスティーをすべての植木鉢に挿しています!
サスティー

植物たちの水管理をしているおかげで、今では「100% 枯れ知らず」です!

 

 

肥料

春に 緩効性肥料を与えます。

日当たりが良い場所で勢いも良く育った株や、50cm以下の若い株は、 夏と冬を除いて液肥も与えましょう。

<緩効性肥料 粒状タイプ>

 

<錠剤タイプ>

 

<液体タイプ>




やさしい解説!観葉植物の肥料|与えるタイミング・種類・おすすめの肥料

 

病害虫対策

アブラムシや、カイガラムシの発生に気をつけます。

定期的に「葉水を」与えると害虫予防になります。

害虫が発生してしまった時には、殺虫剤を使用すれば、早く駆除することができます。

病害虫対策(アブラムシ)

 

害虫対策についてもっと詳しく知りたい方はこちら↓
きもい!観葉植物の害虫は早期発見と対策が重要!おもな害虫11種も解説!

 

仕立て直し

枝の成長が早いので、バランスが悪くなった枝葉は、 剪定して株姿を整えます。

スタンダード仕立ての場合、表面を一律に刈り込むと、段々と中心付近の枝が混み合って葉数が少なくなってきます。

そのため、飛び出した枝や、貧弱な小枝を 付け根から切って間引きし、 中心部分まで日差しが入るように剪定しましょう。

 

「増やし方」

ゴムの木 挿し木画像はティネケとポトスです

「挿し木」で増やしたり、幹の一部を剥離して 「取り木」することも出来ます。

 増やし方については、下記の記事をどうぞ!
【観葉植物の増やし方】株分け・挿し木・取り木・葉挿しでモリモリ増やそう!

 

「剪定する」

枝葉が乱れたら剪定する

  1. 伸びた部分を少しだけ刈り込む 「弱剪定」を繰り返すと枝先のみに葉が付くようになるため、剪定は思い切って 「根元から」行いましょう。
  2. 細い枝がたくさん出て込み入った部分は、思い切って 太い枝を切り戻す
  3. 長く伸びすぎた枝は、 腋芽の少し上で切る。
  4. スタンダード仕立ての場合は、茎の下部分から生えている枝はすべて 根元から切る
  5. 日光がよく当たっていた枝側は、葉数が多いので、 一番先端の新芽を摘み取って伸長を防ぐ。

画像あり|細ほそのドラセナ(親株)を思いっきり剪定→屋外放置で赤ちゃん新芽が♡

 

植え替え

観葉植物 植え替え
  1. 鉢から枝を抜き、土を叩いて 古土を落とす
  2. 根を軽くほぐし、根鉢の中心に固まっている古土を取り除く。
  3. 根鉢を 1/3くらいの大きさにする。
  4. ひと回り大きい鉢に、 底石を入れてから用土を少量入れる。無機質の土の場合は底石は不要)
  5. 鉢の 中央に来るように植え付ける。
  6. たっぷりと水を与えて植え付けは完了です。
  7. 数日は直射日光を避け、 新芽が伸び始めたらよく日に当てて育てます。

 

【観葉植物の増やし方】株分け・挿し木・取り木・葉挿しでモリモリ増やそう!

 

最後に

ベンジャミンは、室内でも、また屋外で大木に育てることも可能です。

ゴムの木のなかでは葉が小さく、とても可愛らしい見た目をしています。

ぜひ、ベンジャミンと一緒に暮らしてみてはいかがですか。

 

 

本日は以上となります。

最後までありがとうございました。

 

葉植物を育てるために必要なグッズが知りたい方はこちら♪

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観葉植物の専門ブログです。 挿し木、取り木、葉挿しなどの増やし方や、 剪定方法、植え替え方法などの解説と、 「ドラセナ、モンステラ、パキラ、サンセベリア 」などの 再生・栽培レポートも書いています。
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