この記事は、「ドラセナの基本的な育て方」の記事です。
ドラセナは、種類も多く、立派な風格からとても人気のある観葉植物です。
筆者も、ドラセナが大好きで、もう6年間も育ててきました。
しかし、何度も失敗し、試行錯誤しました💦
そして現在も、ドラセナの再生を頑張っています^^
画像あり|細ほそのドラセナ(親株)を思いっきり剪定→屋外放置で赤ちゃん新芽が♡
細ほそのドラセナ をこれでもかと切って「水耕栽培」したら可愛い新芽が出た記録
ドラセナは、乾燥を好むため水を与えすぎると「根腐れ」をさせてしまいます。
しかし、この記事を読めば失敗することが減り、
丈夫で綺麗なドラセナを栽培することができます。
本記事は、『ドラセナ』を元気に育てていくためのポイント
が盛り込まれていますので、最後まで読んでみてくださいね🍀
それでは早速、本題に入ります。
【ドラセナ】の育て方・増やし方・根詰まりしたときの対処法
❶ ドラセナの名前の由来・特徴について
❷ ドラセナの育て方のポイント
❸ ドラセナの仕立て直しと増やし方
❹ 根詰まりした→ 植え替える方法
科名 | リュウケツジュ科 |
---|---|
原産地 | アジアやアフリカの熱帯地方 |
日当たり | 日なた・半日陰 |
冬越し温度 | 最低10℃以上 |
植え替えに適した時期 | 5月〜8月末まで |
増やし方 | 5月〜8月末まで |
ドラセナ:名前の由来
ドラセナは、ドラセナ・ドラコ(リュウケツジュ)のように、
10mを越す大型種から、数十センチほどの小型種まで、
数多くの品種が流通しています。
ドラセナ・コンシンネ | 旧名が定着したもの |
---|---|
学名 | ドラセナ・マルギナータ |
和名 | ベニフクリン・センネンボク |
ドラセナ:品種の特徴
ドラセナは、モーリシャス原産で、
森林の湿潤している、薄い日差しの下に育成して2〜5cmほどになります。
若い株は単幹ですが、徐々に株が古くなってくると分岐します。
園芸種も多く、
トリカラー | 濃紅色と黄白色の縞の入る |
---|---|
レインボウ | 赤みが強い |
ホワイボリー | 黄白色の縞が入る |
などがあります。
ドラセナ・スクローサ
多くのドラセナとは異なり、茎が細く分岐するタイプです。
自生地では90cmほどに茂りますが、観葉植物としては小〜中鉢で流出します。
「ホシセンネンボク」の和名があり、旧名の「ゴッドセフィアナ」の名前でも売られています。
その他、斑入り種が多く、
レモンライン
フロリダビューティー |
黄色班 |
---|---|
ワネッキー | 白い縦斑 |
など、種類も豊富です。
ドラセナ:育て方のポイント
置き場所
- できるだけ日光に当てて育てる
- 耐陰性もあるが、日光が不足すると徒長したり、葉色が薄くなり、本来の美しさが出ない
- 夏に屋外に出す場合は、「明るい日陰に置く」
水やり
- 春から秋は、表土が乾いたらたっぷりと与える
- 冬は、与えすぎると「根腐れ」しやすいので表土が乾いてから1〜3日して与える
筆者の水やりの方法
筆者は、「サスティー」とい水やりチャッカーを使用して、観葉植物の水管理をしています。
サスティーとは、
適切な水やりタイミングを教えてくれる水分計。 計測機器としては土壌水分計などがあるがこちらは電池を必要としなく単体で動作する。 水やりチェッカー部分の色で土壌中の水分を教えてくれる。 サイズはS,M,Lの3種類です。
サスティーを植木鉢に刺しているだけで、先っちょの色が変化して、
「今日は水やりのタイミングだよ!!』と教えてくれる優れものです!
筆者は、このサスティーをすべての植木鉢にぶっ刺して笑
植物たちの水管理をしているおかげで、今では「100% 枯れ知らず」です!
肥料
- 春に、緩効性肥料を与える
- 春から秋には、液肥を2週間に1回与える
病害虫対策
葉の根元や葉裏などに発生する「カイガラムシやハダニ」に注意する。
- 葉水を与えることで、害虫の発生を防ぐことができます。
- コバエは、土の表面から3cm位入ったところに卵を産む習性があるため、土の表面に「赤玉土」を敷くと、コバエが卵を産み付けることを防げます
- 化成肥料(人工の肥料)を使用すると、コバエがよりにくくなる
ドラセナ:仕立て直しと増やし方
- 根詰まりや根腐れしたドラセナは、一回り大きな鉢に植え替えるか、根鉢を1/3ほど切り落として同じ鉢に植え替えする
- 茎が長く伸びすぎて、バランスが悪くなったドラセナは、切り戻して腋芽を伸ばして再生します(別記事参照)
- 挿し木や取り木で新たな株を増やすこともできます
- スルクローサは、徒長すると枝数が少なくなって葉のつき方がまばらになります
- 先端の芽を摘んだり(摘心)、伸びすぎた枝を切り戻して分岐させたりします
画像あり|細ほそのドラセナ(親株)を思いっきり剪定→屋外放置で赤ちゃん新芽が♡
細ほそのドラセナ をこれでもかと切って「水耕栽培」したら可愛い新芽が出た記録
『植え替え』の仕方
根詰まりしたときは『植え替える』
大きく育って根詰まりしたドラセナは、新しい土で植え替えしましょう!
- お迎えしたときよりも大きく育ち、水を与えてもすっと染み込まなくなってしまったら、新しい土で植え替える
- 折れていたり、垂れ下がっていたり、さみしく感じる葉は、葉の根元から切り落とす
- 鉢から抜くと、株の大きさに対して鉢が小さく根が回っている場合は、根を痛めないように丁寧に土を落とす
- 株の大きさに合った鉢を選び、ドラセナを中央に植え付ける
- 鉢の底に、ネットを敷き、底石を鉢の1/4〜1/5程度敷き、その上に観葉植物の土(培養土)を敷く。
- 赤玉土を少し混ぜると水はけが良くなり、土のレベルがアップする。
- 出来上がった表土の上に赤玉土をまんべんなく敷くと、見た目もよく、「コバエ予防」にもなる
- 最後に、水をたっぷりと与えて、数日は日陰に起き、新芽が成長してきたら、ガラス越しの日光に当てて育てよう!
画像あり|細ほそのドラセナ(親株)を思いっきり剪定→屋外放置で赤ちゃん新芽が♡
最後に
ドラセナは、ポピュラーな観葉植物で、とても人気のある品種です。
乾燥を好むため、必ず土が乾いてから水やりをします。
寒さには弱く、冬場はエアコンの当たらない場所に移動させてあげましょう。
ドラセナの成長はとてもゆっくりで、切り戻したり、挿し木しても、なかなか大きくなりません。
しかし、徒長して細くなってしまったドラセナを剪定し、根気強く育てていけば、
必ず元気な新芽が出てきてくれますので、
もし、ドラセナの徒長や剪定にお悩みがありましたら
心配はいりませんので、安心してドラセナを育てていきましょう!
他にも観葉植物を育てるために必要なグッズが知りたい方はこちら♪