本日は、「観葉植物のアイビーの育て方」についての記事です。
アイビーって星型の葉っぱがいくつも伸びて、グリーンもキレイで可愛いですよね!
筆者も、アイビーの魅力にハマった一人です♡
しかし、
「アイビーはどうやって育てたらいいの?」
「つるが伸びすぎてなんだかだらしない・・・」
こんなお声をよく耳にします。
根つまりを起こして枯れてしまう前に、以下の記事を読むと
あなたの大切なアイビーを枯らすことなく元気に育てて行くことができます。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!
① 観葉植物のアイビーの基本的な育て方を知りたい
② アイビーの剪定&植え替え方法を知りたい
では、早速本題に入ります!
観葉植物【アイビー(へデラ)の育て方】株姿が乱れたら剪定&植え替えしよう!
別名 |
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科名 | ウコギ科 |
原産地 |
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日当たり | 日なた |
冬越し温度 | 最低3℃以上 |
アイビーの育て方・年間スケジュール
日当たり |
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水やり |
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植え替え | 5〜8月末 |
増やし方 | 5〜8月末:挿し木、取り木 |
名前の由来や品種の特徴
昔から「アイビー」の名前で親しまれて来ました。
最近では、「へデラ」という名前で呼ばれることも多いです。
市場で多く出回る「へデラ・ヘリックス」は、セイヨウキヅタの和名があり、次々と新しい品種が出てきています。
見慣れている緑葉のほか、
白や黄色の斑入り種、青や黄色味のある種類などさまざまで、葉形のバリエーションも豊富です。
へデラ・カナリエンシスは、オカメヅタの和名があり、壁面緑化や
グラウンドカバーによく用いられます。
アイビーとヤツデの交配種のファツヘデラは、ヤツデを小降りにしたような姿で、「バリエガタ」など斑入りの種にもあります。
自生地での様子
湿潤な森の、薄い日が差すような場所に生育しています。
茎の途中から「気根」を出し、大木などに根をはってよじ登るように成長します。
大きくなると、葉の大きさが10cmほど、茎は20〜30mにまで成長します。
栽培下での成長の様子
耐陰性と耐寒性が高く、丈夫です。
葉の形や斑の入り方は、 育て方によって変化し、光線不足や肥料を与えすぎたときは、緑葉が出やすくなります。
育て方のポイント
置き場所
室内では、日光が当たるところに置きましょう!
夏に屋外に出す場合には、徐々に慣らしながら直射日光に当てます。
光線が不足すると徒長して色が悪くなったり、斑が淡くなったりします。
水やり
春から秋は表土が乾いたらたっぷりと与え、冬は控えめにしましょう。
筆者の水やりの方法
筆者は、「サスティー」とい水やりチャッカーを使用して、観葉植物の水管理をしています。
サスティーとは、
適切な水やりタイミングを教えてくれる水分計。 計測機器としては土壌水分計などがあるがこちらは電池を必要としなく単体で動作する。 水やりチェッカー部分の色で土壌中の水分を教えてくれる。 サイズはS,M,Lの3種類です。
サスティーを植木鉢に刺しているだけで、先っちょの色が変化して、
「今日は水やりのタイミングだよ!!』と教えてくれる優れものです!
筆者は、このサスティーをすべての植木鉢にぶっ刺して笑
植物たちの水管理をしているおかげで、今では「100% 枯れ知らず」です!
肥料
春に緩効性肥料を与え、春〜夏は薄い液肥を2週間に1回を目安に与えましょう。
肥料について詳しい記事はこちら↓
やさしい解説!観葉植物の肥料|与えるタイミング・種類・おすすめの肥料
病害虫対策
風通しが悪い環境では、カイガラムシが発生することがあるので注意しましょう。
害虫対策について詳しい記事はこちら↓
きもい!観葉植物の害虫は早期発見と対策が重要!おもな害虫11種も解説!
仕立て直しと増やし方
鉢が根でいっぱいになると、生育が悪くなってしまうの「植え替え」が必要です。
長く伸びすぎた茎は、剪定してバランスを整えます。
下葉が落ちた株は、思い切って短く剪定すると「腋芽(わきめ)が伸びて全体的にボリュームのある株に仕立てることができます。
また、切った葉茎を利用して、「挿し木」で増やすのも容易です。
【観葉植物の増やし方】株分け・挿し木・取り木・葉挿しでモリモリ増やそう!
剪定の仕方
株姿が乱れたら、「剪定&植え替え」をしましょう
生育が旺盛で、つるが伸びすぎて、見た目にもだらしない印象になったら、根つまりを起こす前に剪定して植え替えをします。
風通しが悪くなり蒸れて、葉が黄色く変色します。
このようなダメージを負う前に、対処する必要があります。
では、以下に「剪定&植え替え」の方法を説明します。
植え替えの仕方
- 株縁から少ししだれるくらいの位置で切り戻す。
- 根鉢の下から手を入れ、底部分の根を少し崩す。
- 根鉢をたたき、古土を軽く落とす。
- 初底穴を鉢底ネットでふさぐ。
- 鉢底石を少量入れ、根鉢の大きさに合わせて用土を入れる。
- 鉢の中央に株をすえ、用土を入れていく。
- 根を傷つけないように、割り箸などを挿して前後にゆすり、沈んだ部分の土を足して隙間をなくす。
- 底穴から流れ出るまでたっぷりと水を与えて完了!
- 新芽が出るまでは、直射日光の当たらない場所で管理します。
詳しくは、こちらをどうぞ!
【観葉植物の増やし方】株分け・挿し木・取り木・葉挿しでモリモリ増やそう!
挿し木の仕方
剪定した茎を利用して「挿し木」で増やしましょう。
斑入り種は、斑がきれいな部分を挿し穂にしましょう!
葉の先端部分がまばらになっている場合は、「根つまり」を起こしている可能性があります。
そんなときは、切り戻してから「植え替え」をします。
挿し木の手順
- 込み入った部分を間引き、鉢縁からしだれるくらいの位置で切り戻す。
- つるが堅く、充実している部分を7〜8cmに切り、下葉を切り落として挿し穂を作る。
- 30分ほど水につけ、吸水させる。
- 湿らせた挿し床(用土)に、割り箸などで穴をあける。
- 2〜3cmの深さに挿し穂を挿す。
- 周囲の土を軽く押さえてなじませる。
- 挿し木の完成です!風通しの良い半日陰におき、挿し床が乾かないように管理します。
約1ヶ月後、ポットに植え替える
- 新芽が出ていきいきと成長し始めたら 「発根」のサインです。お互いの成長を邪魔しないように各自 ポットに植え替えます。
- 割り箸を深く突き刺し、土をつけたまま掘り上げる。 挿し穂の先から根が出ていたら発根している証です。
- 6cmポット(2号鉢)に用土で植え付ける。 (2〜3本をまとめて植え付けても大丈夫!)
- 新芽が伸び出したら 「ポット上げ」の完成です!さらに 先端の芽を剪定すると、分岐してこんもりと育ちます。
【観葉植物の増やし方】株分け・挿し木・取り木を攻略してモリモリ増やそう!
最後に
観葉植物のアイビーは、室内でプランターでも、壁面緑化でも多様に育てることができます。
また、耐陰性も耐寒性も高く、丈夫で、成長も旺盛なため、
大きいものになると、葉は10cm、茎は20〜30mにもなります。
日光が当たり、風通しの良い場所で育てると、案外かんたんに育てることが出来ますので、
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!
本日は以上となります。
最後までありがとうございました🍀
他にも観葉植物を育てるために必要なグッズが知りたい方はこちら♪